初めてのテニス観戦

先日は巣鴨でオフ会に出た話を書いた。そこから有明へと向かった。「全日本テニス選手権」という大会があるので、人生で初めて生でテニスを観戦しに行った。いつも見ている「スターテニスアカデミー」というテニス系YouTubeチャンネルでプロ選手のかたが、コロナでテニスの観戦者が減ったこと、各種大会の中でもある意味特別な空気感の全日本テニス選手権をぜひ観戦して欲しいことなどを訴えかけており、行ってみようと思ったのだ。

「スターテニスアカデミー」には、鈴木貴男プロと小野田倫久プロという二大スターが出ておられるが、他にもAPの理子ちゃんや吉本のテニス芸人のバモスわたなべさん、また素晴らしい企画を生み出しテレビに負けないコンテンツを作るために日夜頑張っておられる佐久間プロデューサーなど、憧れの人がたくさんである。

三連休の初日だけVIPシートを取った私であるが、どなたかに会えないだろうかと期待に胸を膨らませてテニスの会場である有明コロシアムに向かった。

朝はりきって会場に向かう途中、完全に道を間違えたと気付き引き返したところで、なんと、いつもは金髪ロン毛のウィッグをつけているのだが、素のお顔で歩かれているバモスわたなべさんとすれ違ったので、ツーショット写真を撮らせてもらうことに成功。

本当に良かった。道を間違えて。

会場ではさっそくVIP対応のスタッフの方々に手厚く対応してもらえた。一人で心細かったので、ありがたかった。

基本、一人ぼっちであちこちに行くことが多いので一人は平気なのだが、隣のご夫婦が選手のことをよく知らずにあれこれしゃべっているのを聞いていると、「それ、違うんです。あの選手は~」などと言いそうになるのをこらえるのが大変であった。

この日、最後の試合は18時を過ぎてになる。昼間は日が当たると暑いぐらいの有明だが、夜は寒くなるだろう。いったんホテルに戻り、少し暖かい装備をしよう。そう思って、途中会場を出て、それからストールなど巻いて会場に戻ってきたところで、なんと今度は佐久間プロデューサーがおられたので、こちらもツーショット写真を撮らせていただいた。

良かった。会場の外に出ることで偶然にも会えて。

この日最後の試合は、私もスクールに通っている「ノア・インドアステージ」の所属の市川選手と、橋本総業所属の渡辺ペアのダブルスだったので、応援に力が入った。そしてとても素晴らしいプレイを観ることができた。終盤になると観戦者も減るので、気楽に(ちっちゃい声で)「ナイスサーブ!」などと声を出しながら観戦することができ、楽しかった。

今回VIPシートにして良かったこと。

1、スタッフのもてなしがすごい。

2、飲み物3種類もらえる。

3、お弁当付きで、VIPルームで食べられる。

4、スタンド席にクッションシートが置かれていてお尻が嬉しい。

5、有料パンフレット付き。

6、夕方にはブランケットの貸し出し。

7、帰りのお土産で試合で選手たちが使った使用球がもらえた。

など。

今まではあまり観戦に興味がなかったが、やはり現地観戦はとても素晴らしい体験だ。もっともっと応援してみたい。そして、自分もテニスがさらにしたくなる。

トラ技オフ会に行った話

先週は横浜に出張。久しぶりのみなとみらいオフィス。関東メンバー何人かとも会えて、やはりリモートより対面の会話のほうがずっと社の人の気持ちや体調が理解できて良いなと思った。

さて、木曜の夜に何かイベントがあれば顔を出そうと出発前にIT勉強会カレンダーを見ていたところ、トラ技オフ会「究極のパワー半導体…ダイヤモンドMOSFETの実力」ミニ・セミナ~オンライン同時開催~」が開催されることが分かり、さっそく申し込み。人数が多ければ抽選となっていたが、無事に参加権を得ることができた。

巣鴨には初めて行く。ちょっと遠いなと思ったが山手線で行ける範囲なら楽勝だ。余裕を持って移動したつもりだが、けっこうギリギリになった。憧れのCQビル。無事に看板を見つけてホッとした。

参加条件は「トランジスタ技術/トラ技ジュニアの紙版またはPDF版を持参ください。」だったので、持参。

オフ会というか、実際はダイヤモンド半導体を研究している佐賀大学の嘉数誠教授の生のお話が聴けるのが目玉だ。当然ながら、参加者は工学部の学生や、半導体を扱うメーカーの社員さんとかであり、私はたぶん、完全に場違いな感じでそこにいたと思う。

嘉数先生はとてもおやさしくて、開催前にも少し会話をしてくださり、またご自身がトラ技を愛読する少年時代を過ごされたということで、分かりやすくパワー半導体のお話をしてくださった。

途中、休憩のときにトランジスタ技術編集長の上村さんが「目玉がひっくり返ったんじゃないですか?」ってすごい心配してくださったのだけど、まあ、しっかり分かったわけではなくても、一応しょぼしょぼ勉強しているし、この手の勉強会に出るのは慣れているので「大丈夫です!」と元気良く答えておいた。

途中、嘉数先生が取ったオシロの波形について、そちらのほうに詳しい人たちが「設定をこうしたらもっときれいな波形がとれるのではないか」みたいなアドバイスを逆に嘉数先生にしていたりもして、良い形で技術交流ができていたのがとても良い光景だった。

そのあと、参加者のかたからの発表もあり、特に「自宅半導体製造 ~成膜、エッチング、露光~」という「まだできてないけど、そのうち自宅でも半導体が作れると思っていろんな装置を作ってる。半導体が家で作れるって分かったら高嶺の花だと思っている半導体をカジュアルに扱えたりするかもね。そういう半導体の知識を普及させたいんだよ!」という気持ちのあふれた発表にはかなり感銘を受けた。

すべてが終わった後、さきほどの上村編集長と名刺交換しながら、「実は私は岡山で『えれくら!』という電子工作のコミュニティに参加しておりまして、ラズパイコンテストで入賞したりしたmyasuさん(ハンドル名)とは親しくさせていただいておりまして」というと「ああ。myasuさん!私たちもよくイベントのお手伝いをしてもらっていました」みたいな話をすることができ、多分、「まったくもって場違いな人がうっかり迷い込んだな」から「電子工作界隈のすみっこにギリ引っかかってる人がきたな」ぐらいに認識を改めてもらうことができたのではないかなと思った。ありがとう、「えれくら!」。ありがとう、myasuさん。また一緒になにかやりたいね。

ラズパイマガジンに次いで、日経Linuxも休刊。どんどん、私のような永遠の電子工作初心者が読める雑誌がなくなっていく中、トランジスタ技術にはこれからも初心者にも読める軽い記事も挟んでくれているので、読んでわくわくする雑誌としてこの先も存在して欲しいなあと思った。

終わったのは21時頃。まだまだそこにいる人たちのおしゃべりをそばで聞いていたい気持ちもあったが、翌日、有明でテニスを観戦予定だったので、私は余韻に浸る暇もなく巣鴨から有明へと向かったのであった。

ウィスキー派→焼酎派→ウィスキー派

先日、とある単身赴任の人がウィスキーにハマった話をしていた。コロナ禍で家にいることが増えて、酒量が増えたが、アルコール度数を高くすれば呑む量が減らせるのではないか。ということで、ウィスキーの世界に足を踏み入れた。ウィスキーは産地によって味が異なるが、特にその中でも癖の強いアイラモルトにハマっているということだった。

その話を聞いたときに、ちょうど近いタイミングでウィスキーの良いお店を知っている友人と呑みに行く約束をしていたのを思い出し、ウィスキーにハマっている人に「私もアイラモルトを試してみますね」と言ったのだが、「初心者にはあまりお勧めしませんよ。化学薬品のようなアスファルトのような味がしますよ」という今一つな反応であった。

でも私は何となく「大丈夫だろうな」と思っていた。なぜなら私は焼酎の中でも癖の強い芋焼酎派であったから。

ま、今思えばたいした根拠ではなかったな。

そんなことがあり、先日、無事にアイラモルトを試させていただくことができた。一口飲んで「あ。これは芋焼酎から甘みを除いたみたいな味ですね」とそのお店でコメントした。みなさんが脅し文句で言うようなアスファルトのような正露丸のような化学薬品の味ではなく、香りのする美味しいお酒の味だった。

かくしてアイラモルトデビューを果たしたことを自慢していたところ、神奈川に住むウィスキー好きの知人が「焼酎好きのゆかりんさんがウィスキーいけるなら、私も芋焼酎を試してみたい」と言い出して、どれが良いか相談してきた。

初心者で手に入れ易いなら黒霧島とかどこにでも売っているものから初めてはどうかと勧めたが、もっと癖の強いのが良いと言うので、ではこの前ちょうど私も社のご近所さんからいただいた「鶴見」はどうでしょう?、と言ってみたところ、「酒専門店やスーパーを回ったが売っていない」という。しかしながら、結局その日のうちに、「大石酒造のサイトで販売店を探し、神奈川でも買えました。令和5年の新酒の鶴見です。丸氷をアイスピックで割って作ってロックで呑みます」と写真とともに連絡が来た。さらに味も気に入ったとのこと。

早いよ!行動が!

まったく、酒好きな人たちの好奇心ときたら。

癖のある酒というのは逆にハマるとその癖の虜になるのはウィスキー好きも焼酎好きも同じのようだ。

門外漢の人に「いいね」をしてもらう

先月分のアナログ学習回路学習のエントリの続き。

前回に引き続き、「キットで遊ぼう電子回路」を使い、今月からはvol2に突入した。憧れの「トランジスタ」を使った回路の学習だ。

トランジスタのベースへ流す電流量でLEDの明るさが変化したり、初めての電子部品CdSセルという照度センサーを使ってベースへの電流を変えてみたり、最後はトランジスタを二つ使ったダーリントン回路を組む課題をこなした。

回路図を見ながら配線していくのはだいたい慣れてきたが、テスターを使う測定や、流す電流量が引き起こす結果に関する計算は相変わらず苦手。

2~3日毎のペースでインスタにUpして、テニスでできた女友達なんかに「なんか難しいことやってるね。ぜんぜん分かんないわ!」と言われつつ「いいね」をしてもらうことでモチベーションを維持している。詳しい人からみたら「初歩的なことやってるなあ」と思われることも、門外漢の人からしたら「なんかすごい難しいことやってる!」って思ってもらえるので、なんか、良い。

夫が津山高専出てて昔は配電盤とか扱ってたから(その後システムエンジニアになった)、ちょっとした電気のことを訊けるのも助かる。

そうそう。今までメルカリを使うのに抵抗があったんだけど、ジャンクパーツを買いたくてついにメルカリのアカウントを作った。

勉強ってさあ、「仕事に必要だから簿記を勉強する」的な勉強より、「なんとなく電子部品がかっこいいし、半田付けの匂いが好きだから、そういうものを触ってたらいつの間にかもうちょっと知りたくなった」的な気持ちが浮き立つ勉強のほうが圧倒的に体が「動く」なあと思うのだ。

オープンにしていこう

先週の夫の新作を載せるのをすっかり忘れていた。 「うちのごはんシリーズ」の「白菜のうま煮」であるが、この商品は

「白菜1/8個と油揚げ1枚」あれば、フライパン1つで簡単に、「白菜のうま煮」が出来上がります。

が売りである。しかしながら夫はこの日、夕飯のおかずはこの一品しか作るつもりがなかった。いやー。それはちょっと。白菜1/8個と油揚げ1枚で家族の胃袋が満たせるとでも思っているのだろうか?と思い、せめて油揚げを厚揚げに変えてボリュームを出してくれと頼んだ。白菜ももっとたくさん使ってもらった。

結果、私が帰宅したら「今日はちょっと味が薄くなってしまった」としょんぼりしていた。それはまあそうだよね。合わせ調味料に対して提案された具材の量が決まっているのに、具材を増やしたら味は薄くなるよね。ちょっと砂糖と醤油ぐらい足すとか、そういうことができたらいいのだけれども。ま、なかなかその辺は思いつかないよね。

とりあえず感謝を述べ、「それなりに美味しいよ」と励ましながらいただいた。

ところで先日、オープンセミナー岡山に参加した、とある社員の人と1on1をしていたところ、それなりに刺激を受けたようで、「自分もアウトプットをしてみようと思った。はてなブログを始めてみたい」などと言っていたので、それは素晴らしいし、アウトプットをするならばぜひとも続けていって欲しいと伝えた。本人の中では、ブログを書くことも気楽にとはいかず、多分少し勇気が要る作業だと思う。しかしながら、仮に稚拙でも、間違ったことを書いたりしても、やはり自分をできるだけオープンにして行くことが結果的にリスペクトを得ることになるよ、というのを熱弁した。

まあねえ。うちの夫の料理も、成長というのはほぼ見られない。ただ、月に二度ほど、何とか作る、ということだけ今は頑張っている。夫は自分の「しょんぼりした」結果ををブログに載せることを私に許してくれているし、ブログを読んだ同僚の人が「○○を作ったんだね」と声をかけてくれたと嬉しそうにしているよ。

誰かが何かを一生懸命やってたら、ほとんどの人は応援してくれるから。自分をオープンにすることは成長につながると思うんだ。

肉体は参加できなくても、心は参加できる

10月21日(土)に岡山県立大学でオープンセミナー岡山2023(以下OSO2023と略)がオフラインで無事開催された。今年の実行委員長は昨年コミュニティを通して弊社に入社してくれた廣岡健太郎である。

弊社の特徴の一つとして、コミュニティ活動にいくらか貢献していることがあると思う。今年の6月に行われた弊社の50周年式典でもオープンセミナー岡山というエンジニアの祭典があること、今年の廣岡も含めて三人の実行委員長を輩出してきたことを紹介させてもらったという経緯もある。

しかしながら、私自身はその日から一泊で松江に行かなくてはいけなかった。自社の社員がコミュニティに貢献する姿を見ることができないのは非常に残念であった。

ただ、直接参加することだけがコミュニティ支援ではない。ここでいくらか私がOSO2023に向けてできたことをメモしておく。

1、廣岡が実行委員長になることが決まってからは、就業時間内もOSO2023の活動を許可した。

 ⇒ 実際には社業に関する成長もしてもらわないといけなかったので、充分とは言えなかったかもしれないのは反省点。

2、スポンサーとなる。

 ⇒ これは今年に限らず。

3、他社で有望なエンジニアを実行委員会にスカウトする。

 ⇒ これはスカウトされた側の現在のお気持ちを聞いていないので迷惑だったのではないかとちょっと心配もしているが、私自身があまり立ち入らないようにしているところなので実際のところは分からない。ただ素晴らしい動きを見せてくださっているとは弊社の実行委員会メンバーより伝え聞いている。

3、前日になって懇親会の状況を確認したら、なんといつもは秒で埋まる「座・スタジアム」での懇親会に空きがあるじゃあないの。なので、昼の部に参加する社員二人にも懇親会に出てみてはどうだろうかと勧めておいた。結果、無事に当日参加してくれた模様である。

 ⇒ 普通のいわゆる「呑み会」が苦手な社員にも、「普通じゃない懇親会」だということを説明して興味を持ってもらった。

4、当日の様子を自身の会議の合間にXで確認して気を揉んだり、幸せになったりした。

 ⇒ 私のことを覚えてくれている人もいくらかいたようで、そのことも含めて嬉しく感じた。

エンジニア界隈に限らずあらゆるコミュニティでメンバーが減り続けている昨今、「場を育てる」ためにどんな貢献ができるだろうか。まだまだアイディアがあるのではないかと思っている。

あとはとにかく参加した人が笑顔であったらいい。笑顔ならいいんだ。そういう場所にこそ希望は育つ。

松江でハイボールを少しいただきながら、私も21日の夜に一人岡山に思いを馳せた。

永遠の初心者でいいじゃない

私は中国語検定の4級と統計検定の3級の合格証を持っている。人に話すと、「なーんだ」と思われるかもしれない。実際に、統計検定3級の試験を受ける時は、ちょうど海外から帰国したらすぐ試験、という時だったので、飛行機に乗るときも勉強していた。すると、同行グループの一人が「山本さんが持ってるのってどれも3級とか4級じゃん」と笑った。

多くのジャンルにおいて初心者が入口で受ける検定はだいたい3級とか4級で、そこから2級ぐらいになるとぐぐっとレベルが上がり、本気でやる気にならないと挑戦できない領域となる。だから、3級や4級は自慢にはならないだろう。

具体的にどんな感じで初心者をやっているかというと、その時々で興味があることを日々コツコツとやりつつ、時に壁に当たったらやめてしまうこともあるが、一年か二年寝かせたらまたやれそうだなという感覚が湧いてきて再びコツコツとやったりする。常時だらだらと薄くやり続ける。それが私のスタイルである。

3級や4級しか持っていないことがなぜ嘲笑されるのだろうか。どれも会得できていないまま途中で挫折したように見えるからだろうか。

ということをモヤモヤと思ったりもしたが、相も変わらず私はあちらこちらのジャンルで初心者をやっている。

初心者レベルの検定は、確かにその道で食べていくということにおいては不足ではあるが、人生を豊かにする基礎教養になり得る。また、ただただ学習し続けているという事実が、自分の心の支えになるということもある。

統計でも中国語でもまたアナログ回路でも、学習し続けていればたまに日常生活の中でも役に立つシーンがなくはないので、それはそれで喜びもあるが、「役に立つ」を目標としてしまうと往々にして学習は続かない。

とにかく初心者って間違いを指摘されたて笑われたり、適切な助言を受けられず先に進めなかったりすると挫折してしまいがちだし、学習していること自体を公表するのが恥ずかしかったりということもあるけど、そういう逡巡を乗り越えて続けていくの大事で、何ならやはりオープンにしていくことは大事。

そしてエンジニアのコミュニティという場所は初心者であることをうまい具合にオープンにしている人がめちゃくちゃ多くて、だからとても懐が深い場所なのだ。

明日は弊社の廣岡が実行委員長となりエンジニア向けのイベントであるオープンセミナー岡山

okayama.open-seminar.org

がオフラインで開催される。一人でも多くの人に参加してもらい、学び続けることのモチベーションを持ち帰って欲しいと思っている。まだまだ空きが多いのでご参加お待ちしております。

ちなみに蛇足だが、私は筆ペンは準5段を持っているので、「段」はちょっと自慢してもいいかもしれない。えっへん。