アンコクくん新ロゴ完成!

こんにちは。

今日はお知らせです。今までありもののフォントを選んでは使っていた「アンコクくん」の正式なロゴをデザインしていただきました。 それがコレ↓です!

これを機に私の手によってアンコクくん本体のイメージも一新しました。

ロゴのデザインしてくださったのはフィネットの社名ロゴマークを作成いただいた株式会社scaleさんです。

8月中を目途に打ち合わせをしてきて、先日、無事に納品していただきました。打ち合わせ途中の資料を少しお見せすると、いろいろとアンコクくんの生誕秘話とか私のデザインのこだわりなどを丁寧にヒアリングして4案ほど出していただき、その中で一番イメージに合うものということで決定しました。

scaleさんとの仕事は50周年を機にブランディングをしてもらったとき以来なので、とても楽しかったです。また新ロゴを使ったノベルティグッズも作っていきますので、よろしくお願いします。

今年も新人研修が終わりました

今年も無事に新人研修が終わりました。 今年は約三ヶ月間、私が研修を担当しました。

これまでは Raspberry Pi を使って IoT 研修らしいことをしてきましたが、今年はもう少し「実際の業務に近い体験」をしてもらおうと考えました。そこで、Raspberry Pi にサーバを立て、社内掲示板システムを作るという課題に取り組んでもらいました。

私自身は Rails 開発に慣れているので、久しぶりに Java に触れると少し煩雑に感じる場面もありました。それでもあえてフレームワークを使わず、次のような段階を踏んで研修を進めました。

  • Linux の基礎研修
  • Java の基本文法研修
  • Servlet から Jar を呼び出す研修
  • MVC 構造を意識し JSP にフォワードする研修
  • PostgreSQL サーバを立て、Servlet からデータを操作する研修

こうした基礎を積み重ねた上で、最後に「卒業課題」に挑戦してもらいました。

卒業課題では、PM兼インフラ担当・バックエンド担当・フロントエンド担当と役割を分担。画面遷移図の作成や、Backlog に立てたリモートリポジトリを使ったリソース管理も経験してもらいました。

短い時間で消化不良の部分もあったかもしれません。しかし「どこまで機能を作り込むか」「どの機能をあきらめるか」をチームで話し合いながら進める体験は、とても有意義だったと思います。新人たちの試行錯誤の様子に、私自身も多くの学びを得ました。

新人の皆さん、おつかれさまでした!

今月からは徐々に実務に慣れていって欲しいです。

夫、仕事のリタイアから一ヶ月目

以前から書いているように、夫が7月に70歳を迎え、8月から「毎日が日曜日」生活に突入しました。多くの人から「旦那さん、暇を持て余してまた仕事始めたりして」なんて言われるのですが、とんでもない。毎日自由にのびのびと暮らしています。

毎日の日課はこんな感じ。

6:00 起床、花の水やり、雑草取り、朝食

7:30 山に走りに行く

10:30 帰宅

12:00 昼ごはん

午後 昼寝、パズル解く、YouTube見る、本を読むなど

17:30 晩御飯作る

18:30 クライミングジムに行く

合間に玄関掃除したり、階段掃除したり

みたいなのをずっと規則正しくやっています。

もうCookDoのような合わせ調味料を使ったり、スーパーでカットされた野菜などを買ったりせずにできるだけ自分で食材を切ったりしています。「これを使ったほうが(たとえば冷凍のカット野菜など)時短になるよ」などと言うと「時間はいくらでもあるから時短の必要はない」と答えます。先日は合わせ調味料など使わずに家にある豆板醤や甜面醤などを使って麻婆茄子を作り、「丸美屋の麻婆茄子の素と同じ味になる!」という新たな発見をしていました。

私にとって料理はずっと急いで家族の腹を満たすために作るものでした。時間をかけて作るという発想が抜け落ちていて、あらためて時間に縛られない生活っていいなあ、私ももっとゆっくり無理なく仕事をしようと心に決めたのでした。

脳の拡張プラグ

少し仕事に余裕ができたので、そろそろノベルティグッズのデザインにも手をつけようかと思っています。そうなると、もう少しは Adobe 製品を使いこなせるようになりたい。そんな気持ちから、夏季休暇前に何年かぶりにペンタブレットや左手デバイスなどを揃えました。

ところが、いざ道具を手元に揃えてみると、取りかかるのが億劫になってしまうものですね。いまだに左手デバイスは箱から出せていません。

さて、今回の夏季休暇は前回のエントリでも触れたように、久しぶりに半田付けをしました。その勢いで「もっと作りたい欲」が高まり、ピルケースを利用した紫外線投光器を製作しました。調べてみると「フリスクのケースを利用」という作例がよく出てくるのですが、最近のコンビニの品揃えはミンティアに置き換わっているようで、昔ながらのスライド式のフリスクケースはあまり見かけなく、結局、類似の形のピルケースを買いました。

その工作のために長年の懸案だったグルーガン(ホットボンド)もようやく購入しました。これがすごく楽しい!半田付け好きな人ならきっと気に入るツールだと思います。ただ、扱いが簡単なグルーガンですら、最初の一回はやはり億劫で、パッケージを開けるまでに少し時間がかかってしまいました。

紫外線投光器で、たとえば、クレジットカードに当てると「VISA」の文字が浮かび上がってきます。成功。楽しい!

こうして考えてみると、新しいガジェットに手を出すときは、どうしても最初の一歩のハードルが高い。でも、そのハードルを越えた瞬間から、確実に「能力の拡張」が始まるのだなあと感じます。

最近、脳科学者・池谷さんの本を読んだのですが、紙と鉛筆は記憶や思考を補うための「拡張ツール」であり、ツールと脳を行き来できる人ほど学習がうまいのだそうです。もちろん、紙と鉛筆はパソコンにも、そして各種ガジェットにも置き換えられるでしょう。

その昔、東大で行われていた六本目の指を拡張で増やして脳が使いこなせるかという実験をテレビで見たように思うのですが、脳にはまだまだ拡張のためのプラグがいっぱいあるんだなあと考えると面白いなといつも思うのでした。

夏休みの工作

こんにちは~。

夏休み、いかがお過ごしでしょうか? 私はテニス以外の予定を特に決めずに過ごしています。

ただ、ちょっと電子工作系のほうを久しぶりにやりたくなってきたので、まずは初心者向けの半田付けキットでワイドFMラジオを作りました。

電源を入れてラジオ放送が聴こえると案外嬉しくて、自室にいるときはちょこっと流したりしています。ラジオって全然聴かなくて久しいのですが、今聴くとなかなか良い風情です。昔バイトしていた会社(印刷の版下を作る会社)で昼間ずっとラジオが流れていたのを思い出して懐かしくなったりして。

これで弾みがついて、目が疲れるからとあきらめていた電子工作をちょっと復活させてみようかと100円ショップなどで使える材料を探すのが夏休みの過ごし方となりました。

強い個体

庭に撒いたヒマワリの種がすくすく育ち、もうすぐ花を咲かせようとしています。もともとは昨年、DAISOで購入したヒマワリの種を育て、その花から採取したものです。

昨年のヒマワリは、茎が傾いたり、花の重みでしなったりして、「ヒマワリって支柱が必要だったっけ?来年育てるときは支柱を添えよう」と思ったものでした。ところが、今年のヒマワリは一本一本がまっすぐに立ち上がり、支柱なしでもしっかり自立しています。

この違いの理由を考えてみました。おそらく、昨年のヒマワリの中から自然に選ばれた「より強い個体」だけが種として残り、さらに今年は暑い時期に雑に撒いたにもかかわらず、その中で芽を出して育った三本が特に強かったのだと思います。つまり発芽と成長の過程で自然に「選抜」された結果、強い個体だけが残ったのではないでしょうか。

時間があると、私はたまにホームセンターの園芸コーナーを覗きます。売れ残って元気のない苗が数十円で値引きされているのを見ると、つい「もしかしたら育てられるかも」と思い、買ってしまうことがあります。しかし、 残念ながら、そうした苗の多くはやがて枯れてしまいます。育て方もさることながら、そもそもの個体としての強さが違うのだと感じます。

だからこそ、小学校の理科でヒマワリやアサガオを育てる際、「間引き」を学ぶのでしょう。限られた資源を強い芽に集中させ、よりよく育てるために。

実は一番背が高い株がもうすぐ花を咲かせようとしているのですが、私の背を超えて伸びてしまったので、手を伸ばしても花をうまく撮影できなかったんですよね。

この酷暑です。庭に植えた花木の中でも弱い株はうっかりすると枯れてしまいます。その中で格別に強い個体のヒマワリには圧倒されます。今年はこの一番強い個体からだけ種を採取しようと思います。