年に一度はセキュリティ研修という名目で社の研修会をしているのだが、コロナの関係でここ三年ほどオンラインでやっていた。が、6月1日に久しぶりに対面で開催した。
セキュリティ研修と言っても、セキュリティ以外の内容も含むさまざまなパートから構成されている。わが社は委員会活動というのがあって、セキュリティ委員会、イベント企画委員会、防災BCP委員会という三つの委員会が常時運営されている。それぞれの委員会が趣向を凝らして毎年の発表内容やグループ研修を行う。
なんといっても今年のトピックは、防災BCP委員会のパートの中で、わが社の社員のひとりが正月に石川県に帰省していた際に能登半島地震に遭った時の様子を語ってくれたことだろう。テレビやネットなどのメディアの呼びかけによって高められる防災意識よりも、ひとつのリアルな体験談のほうがはるかに聞くものの心に届く。
さて、研修が終わったところで、50周年の記念の集合写真を撮った。昨年の式典の際には社員だけで記念写真を撮ることがなかったので心残りだったのだ。節目節目で写真を撮っていると、たまに見返す時に感慨深いものがある。
最後になるが、この研修を終えた数日後6月3日に再び能登半島で地震が観測された。被災地の一日も早い復興を願う。