少し早いが、6月に読んだ本。
6月はとにかく『ソロモンの偽証』の「第三部 法廷」をひたすら読んでいた。読んでいたというかオーディブルで聴いていた。知っているかたも多いと思うが、『ソロモンの偽証』は全三部作、舞台が中学で、教師・生徒・親など多くの関係者が登場する。その登場人物の声色を声優の羽飼まりさんが巧みに使い分けていたのに感心をした。長編なので最初と最後で同じ人物の声色が変わってしまってはいけない。どうやってその声質を維持できるのだろう。私だったらどうするか。たとえば一人ひとりの登場人物のイメージ写真を用意し、その特徴を何か本人に分かる形でメモして、そのメモを見ながら…。いや、声優さんだからスイッチのように切り替えられるのだろうか。たくさんのタイトルを擁するオーディブルでも、そんなに細かく使い分けができる人はそう多くないと思うので、そのあたりひたすら心で拍手しながら聴いていた。
その他、トピックとしては6月は『日経WOMAN』の別冊を特に、勉強を中心とした暮らしにスポットを当てたものを買った。さまざまな人の学習法や学習環境について取材しているが、特に私の年齢から上の人の学習に興味がある。年齢は関係ないとはいえ、自然、周囲にも勉強し続ける人が減ってくるので、たまにこういう雑誌を買って刺激を受けることが必要なのだ。
少し気ぜわしい日々を送っていたのだが、少し生活も落ち着きを取り戻すはずなので来月は技術書を中心に読み進められたらと思う。