薄い洋書を読む

以前、英会話スクールに通っているということを書きました。そのスクールが今年の初めに閉校になったため、その後の英語学習についてずっと考えていました。

何を考えていたかというと。まず、英会話というのは英語の高度な実践の力が必要ですね。個々の単語の語彙を増やすだけでなく、文法も押さえておく必要があり、更に咄嗟のフレーズを単語単位でなく文章単位で固まりで覚えておかないといけない。聞き取れないといけないので耳も慣らしておかなければならない。それには私の英語力は足りてなかったなあと思ったわけです。

それで今回は私はまず「読む」だけに特化して学習しようと思いました。そう口にすると「でも、日本人って読むのはできても喋れないんでしょう?」って突っ込んでくる人がいます。それで「ああ。読めるだけじゃダメなんだ」って思っちゃいますよね。でも、読めるってすごくないですか。ロシアに行った時に、「案内表記が英語か中国語だったら読めるのに、ロシアだとそれができない!」と思ったんですよ。だから、英語が読めるってすごいことで、まずそこにきちんと自信を持つことが大事だなあと思いました。それに、「読めるったって、ブラウザの翻訳の助けを借りて読んでることがほとんど」だったりもするので、実はある程度の長文を読みこなすってだけでも相当にすごいと思うんですよね。

などということをつらつら考えて、ふと書店でオックスフォードの英語学習教材である、薄い洋書を手に取ってみました。これ、レベルがいろいろあって、レベル1だとだいたい中学ぐらいの語彙力でストーリーが分かるようになってます。

一冊目は『レ・ミゼラブル』を買いました。このお話は私の幼少時に「みなもと太郎」という漫画家の先生の漫画版『レ・ミゼラブル』の上巻を持っていて、何度も読み返してました。でも、下巻をなぜか買ってもらってなかったんで、ずっと最後がどんなお話になるか知らないまま大人になったんです。ついにこのお話の結末が分かる、と楽しみながら読むことができ、更に一冊の洋書を(薄いといえど)読み切れたのは自信にもなりました。

その時の絵日記がこちら。みなもと太郎先生の画風を拝借して、主人公のジャン・バルジャンが一夜の宿を提供してくれた神父さまの家にあった銀の燭台を盗むワンシーンを描きました。

これに味を占めたので、今は二冊目を読んでいます。二冊目のチョイスは『オペラ座の怪人』です。ね?タイトルは有名なのにストーリー知らない本、気になるでしょう?たまたま、『レ・ミゼラブル』も『オペラ座の怪人』もフランスのお話だったなあと思いつつ、楽しく読んでいます。

漠然と英語を勉強したい、ではなく、どこに注力して学習するか、を改めて考えてみるといいかなと思います。逆に英語の単語を覚える努力というのは、私の場合は英語学習の「苦手感」を強化するだけなのでやめました。放っておいても、常に英文に触れていれば語彙って自然に少しずつ増えるので、それでいいかなと思ってます。

あと、NHKラジオ英会話はオーディブルで購入して聴いてます。長年ラジオ英会話の講師をされている大西泰斗さんの解説が大好きです。

以上、私の最近の英語学習事情でした。