強い個体

庭に撒いたヒマワリの種がすくすく育ち、もうすぐ花を咲かせようとしています。もともとは昨年、DAISOで購入したヒマワリの種を育て、その花から採取したものです。

昨年のヒマワリは、茎が傾いたり、花の重みでしなったりして、「ヒマワリって支柱が必要だったっけ?来年育てるときは支柱を添えよう」と思ったものでした。ところが、今年のヒマワリは一本一本がまっすぐに立ち上がり、支柱なしでもしっかり自立しています。

この違いの理由を考えてみました。おそらく、昨年のヒマワリの中から自然に選ばれた「より強い個体」だけが種として残り、さらに今年は暑い時期に雑に撒いたにもかかわらず、その中で芽を出して育った三本が特に強かったのだと思います。つまり発芽と成長の過程で自然に「選抜」された結果、強い個体だけが残ったのではないでしょうか。

時間があると、私はたまにホームセンターの園芸コーナーを覗きます。売れ残って元気のない苗が数十円で値引きされているのを見ると、つい「もしかしたら育てられるかも」と思い、買ってしまうことがあります。しかし、 残念ながら、そうした苗の多くはやがて枯れてしまいます。育て方もさることながら、そもそもの個体としての強さが違うのだと感じます。

だからこそ、小学校の理科でヒマワリやアサガオを育てる際、「間引き」を学ぶのでしょう。限られた資源を強い芽に集中させ、よりよく育てるために。

実は一番背が高い株がもうすぐ花を咲かせようとしているのですが、私の背を超えて伸びてしまったので、手を伸ばしても花をうまく撮影できなかったんですよね。

この酷暑です。庭に植えた花木の中でも弱い株はうっかりすると枯れてしまいます。その中で格別に強い個体のヒマワリには圧倒されます。今年はこの一番強い個体からだけ種を採取しようと思います。