肩痛とか腰痛とか

年末のことだが、私は肩を傷めていた。年末年始はテニスができないからと、駆け込みで4連チャンぐらいでテニスをしたら、うっすら痛かった肩が決定的に痛くなってしまった。慌てて鍼灸院の予約を取った。初めて行った鍼灸院の鍼灸師の人は筋肉に割と詳しい人であった。私の肩の痛みは上腕二頭筋長頭腱炎という症状らしく、上腕二頭筋の筋肉が固くなり肩につながる腱が炎症を起こしたようなのだ。肩関節を傷めたということではなく、上腕の筋肉をしっかりケアしていなかったのが原因だったのだ。休息日を取らずに立て続けにスポーツをするのも良くないなあ。三日ほどで治ったのだが、昨年はおおいに反省をした。

さて。夫のほうはといえば年末年始は12連休であった。休みの前半で、間は2・3日に一回は休息を挟んだとはいえ、大掃除にトレランやクライミングのトレーニングに、と連日のように体を動かしていた。

年始には初日の出を見るために早朝から走りに出ていた。

案の定、夫は1月3日ぐらいから腰痛を発症し、その後ずっと一週間以上スポーツできずにいた。

昨日は夫は少しずつ体を慣らすためにハイキングに出かけた。その間、私は自宅の中に焚き火コーナーを作り、焚き火台やら薪やら耐火グローブやらといったものを収納する場所とした。私が作ったスペースを見た夫は、体を動かし足りていなかったようで、まだ痛い腰をかばいながら薪を焚き付け用に細かく割り始めた。スポーツで怪我をしながらもせわしなく生活する夫婦よなあと思った。

焚き火はこうやって見ると夫婦の共通の趣味ともいえるが、今後、「どちらが主導権を握るか」というのはちょっとだけ不安である。そもそもの発起人の私。私より屋外の焚火経験が多くうんちくを語ったり道具を買ったりするのが好きな夫。平和的に解決しながら焚き火活動をしていきたいものだ。