今年の生き方

1月もあと10日あまりになったな。早い、というよりは、「今年に入ってから濃密だな」と感じながら生きている。「濃密=充実」なのかもしれない。今年は目標設定や豊富みたいなところから少しずらした感じで一年を送ってみようとしているからかもしれない。

だいたいにおいて、年頭に「今年の目標」を立てるのは、かなり粒度が大きいことが多いので年頭から日が経つうちに途中で見失ってしまう。なので、今年はこれまで一度も買ったことがない占い本の類を買って、日々の占いに添って生きてみようというのをやっている。占いといっても「今日はラッキー」「今日はアンラッキー」みたいなことを確認するのではなくて、その本はどちらかといえば、「こういうことを意識して」「こういうことに気を付けて」などという指南する感じのことが書いてあるので、それを少しだけ意識するだけの話だ。たとえば、「今日は昼に嫌な(人に会う)会合があるなあ」と思っている日に「昼間は問題なくこなせるよ」と書いてあるから、それを信じよう、とか。いつもは自分でお弁当を作って持参して昼を済ませるのだが、「いつもと違う行動をとろう。ランチのメニューを違う感じのにしよう」と書いてあったら一人で外食をしてみるとか。

また、月単位で1月のアドバイスは「単独行動をとってみよう」とか「休息をちゃんととろう」とかなので、それを意識している。思えば、私が疲れることの要因のひとつに「寂しさ」があるのではないか。みんなが集って楽しそうにしていると何となく孤独を感じてしまうので、無理に顔を出す。そうやって顔を出す場所が増えると、自分が本当にやりたいことから離れて、人とワイワイすることが目的になり、結果疲れてしまう。

一人でいることは悪いことではない。自分が疲れているかどうかも自覚できるし、一人で歩くことで新しい発見がある。

そうやって、今年は「占いを少し意識した日々を送る」というのを頭に置いている。そうすると、一日の終わりの満足度が各段に高まる。

大きな目標をぶち上げるのではなく、365日中360日ぐらいは実行できそうなルーティーンを作る、そうして、知らぬ間に大きなことが達成できる、という考えでスタートした一年、今のところ好調だなという感じだ。