10月18日に開催されたオープンセミナー岡山に参加した。雨がけっこう降っていた。
私は、弊社がプラチナスポンサーをしていることもあり、また、今回社員が登壇することもあり、早くから参加で申し込んでいた。が、実のところ半分くらいは「雨で面倒だなあ」という気持ちを抱えたまま会場に向かった。
今年のテーマは「のびしろ」だ。セッションのスピーカーも35歳以下という「若い」オープンセミナーになることは予想されたが、予想通り、最初のスピーカーさんから勢いのあるセッションになった。Xのタイムラインでもオーディエンスが圧倒されているのが分かる。
2番手は弊社の松浦さんだ。私は彼の採用から関わっていたので、彼自身が積極的にそういう役割に飛び込んでいくタイプではないということをよく知っている。何事にも真剣に取り組むだけに、却って、取り組んでいる事柄の大きさに圧倒されてしまって自分を低めに評価してしまうところがある。だからこそ、今回のセッションは彼にとってチャレンジだったと思う。
そのあとも次々に熱のこもったセッションが続く。質問者もスピーカーと同世代の若手が多い。むしろ上の世代以上は「ここは若い人の場だから」と遠慮して見守っている感じすらあった。
最後のスピーカーは私がオープンセミナーに参加している頃から知っているいっきくんだ。ここまで折々に彼のライフステージが変わるときに真面目に悩んでいたのを感じていたので、息子の成長を見せていただいたようで感無量だった。
そのほかのスピーカーの皆さんも、どちらかといえば私は、各社の代表の人や管理職の人たちと近い立場なので、どのかたももれなく「うちの子」のように感情移入しながら聴かせてもらった。
懇親会はいつもの「Ryoutei座スタジアム」に場所を移してのLT大会だった。
今回はいつにも増して普段は気後れしてしゃべれない人ともしゃべりたいなあと思っていた。私が気後れっていうのもなんだけど、やはり登壇する人もそうだし、オープンセミナーの実行委員長をはじめとする面々の人も、新たに勇気を出して初参加の人も、みなさん現役で場を作り出している人なので、私からすると「あんまりバリバリしてないいちエンジニア」として気後れしてしまうこともあるのだよ。お話してくれたみなさん、ありがとう。
それで、何人かの人とSNSをフォローし合い、満足のうちに帰宅した。
いつものことながら全体的に女性がちらほらぐらいしかいなかったことは残念だが、それは考えようによっては今後のコミュニティの「のびしろ」でもあるんだろう。
こういう良質なセッションを聴いた直後が一番モチベーションが高いときなので、帰宅してから何冊か技術書を注文したりした。
今年もオープンセミナー岡山の設営者の皆さん、参加者の皆さん、本当にありがとうございました。また次回どこかでお会いできるのを楽しみしています。