普段、横浜泊が多い私であるが先週の後半は久しぶりに東京に連泊した。
最近、時折交流している麻布にある会社は、東京タワーが間近に見える場所にあるので、訪問するとビルの屋上から東京タワーを眺めるのが習慣となっている。その時(17時ぐらい)に、その会社のかたが「東京タワーのライトアップは、夕暮れ時だけの特別のライトアップをしているんですよ」と教えてくだった。
その、夕暮れ時のカラー(写真左)、そして、夜はまた冬バージョンのランドマークライト(写真右)を写真におさめたのだが、正直、スカイツリーのライトアップが日々変わることは知っていても、東京タワーのことはあまり気にしてこなかったなと思ったのであった。
ちなみに、今の東京タワーのサイトはかなり攻めているので、そちらも必見。
さて、週末は別件で上野の鈴本演芸場で人生初めての寄席。3,000円で落語だけでなく色物と呼ばれる手品や漫才や紙切り、曲芸などが挟まって、14もの演目を楽しめた。テレビで観る落語と違って、声の張り艶が半端ない。お弁当やアルコールを持ち込んで、午後いっぱい、あるいは夜たっぷりと楽しめる娯楽となっていた。私は今回は金馬さんと柳家小ゑんさんの落語、それから林家楽一さんの紙切りが楽しめた。
その日の夜は、浅草の茶寮一松で幇間さんと芸者さんの芸を楽しみながらの会食。幇間さんとは、日本で6人しかいない男芸者さんであり、落語とはまた少し異なる艶っぽい話芸を楽しませてくれる。お座敷に来られた幇間さんは松廼家八好(まつのや はちこう)さん。お会いするのは二度目である。2月に出る週刊現代で特集が組まれているとのこと。
相撲のために両国へ足を運んだことはあったが、今回はまた違う江戸の文化を楽しめたことは大変に良かった。
そして、私の今回の東京泊は、知人女性とホテルの部屋で部屋飲み(といってもコーヒーで)しながら彼女が「国際ロマンス詐欺」に遭いかけたという話を聞いたのがクライマックスであった。