肉体は参加できなくても、心は参加できる

10月21日(土)に岡山県立大学でオープンセミナー岡山2023(以下OSO2023と略)がオフラインで無事開催された。今年の実行委員長は昨年コミュニティを通して弊社に入社してくれた廣岡健太郎である。

弊社の特徴の一つとして、コミュニティ活動にいくらか貢献していることがあると思う。今年の6月に行われた弊社の50周年式典でもオープンセミナー岡山というエンジニアの祭典があること、今年の廣岡も含めて三人の実行委員長を輩出してきたことを紹介させてもらったという経緯もある。

しかしながら、私自身はその日から一泊で松江に行かなくてはいけなかった。自社の社員がコミュニティに貢献する姿を見ることができないのは非常に残念であった。

ただ、直接参加することだけがコミュニティ支援ではない。ここでいくらか私がOSO2023に向けてできたことをメモしておく。

1、廣岡が実行委員長になることが決まってからは、就業時間内もOSO2023の活動を許可した。

 ⇒ 実際には社業に関する成長もしてもらわないといけなかったので、充分とは言えなかったかもしれないのは反省点。

2、スポンサーとなる。

 ⇒ これは今年に限らず。

3、他社で有望なエンジニアを実行委員会にスカウトする。

 ⇒ これはスカウトされた側の現在のお気持ちを聞いていないので迷惑だったのではないかとちょっと心配もしているが、私自身があまり立ち入らないようにしているところなので実際のところは分からない。ただ素晴らしい動きを見せてくださっているとは弊社の実行委員会メンバーより伝え聞いている。

3、前日になって懇親会の状況を確認したら、なんといつもは秒で埋まる「座・スタジアム」での懇親会に空きがあるじゃあないの。なので、昼の部に参加する社員二人にも懇親会に出てみてはどうだろうかと勧めておいた。結果、無事に当日参加してくれた模様である。

 ⇒ 普通のいわゆる「呑み会」が苦手な社員にも、「普通じゃない懇親会」だということを説明して興味を持ってもらった。

4、当日の様子を自身の会議の合間にXで確認して気を揉んだり、幸せになったりした。

 ⇒ 私のことを覚えてくれている人もいくらかいたようで、そのことも含めて嬉しく感じた。

エンジニア界隈に限らずあらゆるコミュニティでメンバーが減り続けている昨今、「場を育てる」ためにどんな貢献ができるだろうか。まだまだアイディアがあるのではないかと思っている。

あとはとにかく参加した人が笑顔であったらいい。笑顔ならいいんだ。そういう場所にこそ希望は育つ。

松江でハイボールを少しいただきながら、私も21日の夜に一人岡山に思いを馳せた。