「椅子での学習に飽きた」という気づき

継続の大敵は「飽き」である。なので、好きな趣味ですら定期的に課金をすることが必要だということは以前に書いた。

さて。趣味はそれでも良い。しかし学習は更にさまざまな妨害の要因に阻まれて挫折を繰り返していた。が、最近、ものすごい事実に気づいたのである。私が学習が続かない要因の大きなものに「同じ机と椅子に向かうのが嫌だ」というのがあったのだ。机と椅子が最初から嫌いというよりは、「この机に座ると必ず勉強しないといけない」というバイアスが、「この机と椅子が嫌だ」に結びついていたようなのだ。

なのでまず、会社では使うのをやめていたスタンディングデスクを使うことにした。立って仕事をするのは意外にもすごい気分転換になり、集中できてとても良い。しかし、自宅にまでスタンディングデスクを導入するのはちょっと予算の都合などもあるし難しい。

考えた挙句、これも以前に買ったまま使っていなかった正座用の座布団っていうかクッションみたいなのを使って地べたに座って学習してみることにした。座椅子等だと姿勢が悪くなり腰を傷めたりするのだが、このクッションにより背筋が伸びてとても良い。

ついでに「ほぼ日手帳」のカズンが欲しくて買ったので、1月を待たずに学習用に使い始めた。学習に使うものは「買った瞬間が一番モチベーションが高いとき」なので、もう1月のページにすでに学習の書き込みをしている。どうせ使いきれない可能性が高いんだから、今使っちゃって良くね?という感じ。

というわけで今は、下の図のようなレイアウトで、本来の机でないところで勉強している。寒いときは電気毛布を足にかけてやっている。

「同じ机と椅子」が私の学習意欲を削いでいた、という事実は、今年一番の驚愕の発見かもしれない。