私は12週に一度、ダスキンさんに頼んで水回り(キッチン、風呂、トイレ)の掃除を依頼している。平日は疲れて掃除まで手が回らないし、土日も仕事の会合などで家事をする暇がない。そのために家事代行というサービスがある。大手を振って頼めば良い。12週に一度、同じ曜日の同じ時間。このサイクルを崩すと調整が大変なのが少し不便ではあるが、その不便さを上回るメリットがある。
さて。私は今、激推しサービスの「みんチャレ」で掃除習慣を手に入れた。平日は無理だと思っていた水回りも、日々こまめにやれば10分ほどで維持できたりもする。なんなら、早朝暗い時間に庭の草むしりまでやったりもするようになった。
ダスキンレディさんの作業時間も当然ながら短くなりつつある。そうなると、このままダスキンを頼み続けるかという迷いが生じる。
しかしながら、当面はまだ来ていただこうという結論に達した。ダスキンさんが来る。プロのお掃除の人が来る。それを迎え撃つという気持ちでダスキンさんが来るときはなぜかさらに掃除をしてからお迎えする。
今朝もダスキンさんが来るからテレワークに切り替えて、朝、ササッと水回りの掃除もしてからお出迎えをした。なんというか、この「緊張感」が大事なのだという気がする。この緊張感に費用を払うという心持が大事なのだ。
もう一つは馴染みのダスキンレディさんと情報交換をするという楽しみもある。新型コロナウィルスが流行り始めたころはお互いに距離を取りながら会話をし「次回のお掃除のときは(コロナが)落ち着いているといいね」って言い合ったのに、その後も長くコロナ禍が続いたことなども、なんだかお互いを励ましあう部分があったなあと思う。今回は私が「我が家はもう築15年だから、この前初めて排水管の清掃を業者さんにお願いしたんですよ」と言うと、ダスキンレディさんが「うちもこの前、排水管から逆流した水が上がってきちゃって大変なことになりました」と教えてくれて、ダスキンレディさんも同じ「家を維持する主婦なんだなあ」と改めて思ったりもした。
そんなわけで頻度は減るかもしれないが、お掃除のプロ目線に対して私は当分お金を払うことと思う。